「褒める」ことは、良いこと?悪いこと?

こんにちは!

 

私はアメリカに19歳の時に来てから26年ほど住んでいるので、人生の半分以上をアメリカで過ごしていることになります。

 

そんな私ですが···

 

アメリカにいて、「私すごい日本人だな~」と思うこともありますし、その反面たまに日本に帰ると、「私アメリカっぽいな~」と思うことも沢山あります。

 

こういう立場で日本とアメリカ両方の文化や習慣などを見ると、やはり自然と良い所と悪い所が見えてくるんですね。

 

日本に住んでいた時には当たり前だったことが、一歩外に出てみると当たり前に見えなくなくなってきたり、毎日習慣でやっていたことが習慣でなくなったり。

 

そのような面白い体験の中から、今日は私が個人的に気になることの1つについてお話ししたいと思います。

 

基本日本人は、「厳しくして伸ばす」という傾向があって、努力したり頑張ったことを認識して褒めるというよりは、失敗したり出来なかったことを指摘してモチベーションを上げて伸ばすという方法を使っている人が多いと思います。

 

私が日本でクラシックバレエを習っていた時は、先生がとても厳しくて、とにかく先生に怒られないようにするために練習をしていた時もありました。

 

もちろん大きな公演の後などは頑張ったことを褒めてもらうこともありましたが、基本は失敗したことと上手く行かなかった部分のダメ出しが殆どで、

 

「よくやったなー」

 

というよりも、

 

「自分はまだまだだ。もっと頑張らないと」

 

という気持ちでいることの方が多かったと思います。

 

でもそれとは反対に、アメリカは「褒めて伸ばす」方法を使っているんですね。

 

アメリカで初めてバレエのクラスを取った時に、先生のあまりの生徒の褒めように、最初見た時はビックリしたのを覚えています。

 

日本で厳しいバレエのクラスを受けてきた私としては、厳しくすることが良いダンサーを育てる基本だと思っていましたし、そのような日本の習慣に誇りを持っていた所もあったので、アメリカの褒めて伸ばす方法に正直抵抗を感じました。

 

またバレエだけに限らず日常の生活の中でも、とにかく褒めてばかりのアメリカ人を見て、

 

アメリカ人は自意識過剰な人が多いな~」と

 

偏見な目で見てしまい、なかなか新しい習慣を受け入れられずにいた時期もありました。

 

でもその反面、アメリカに来たことで、日本の「褒める」習慣で不自然に感じることも出てきたんですね。

 

日本人は誰かに褒められたり良い所を認識されると、殆どの場合自分を否定する習慣があると思います。

 

「今日髪型可愛いよね」

「いやいや、そんなことないよ」

 

●●ちゃんって、優しいよね」

「いや、そんなこと···」

 

私はたまに日本のバラエティーを見ることがあるのですが、トーク番組などで司会者が「最近奇麗になりましたよね」とか「最近すごくご活躍されていますよね」というと、必ずゲストは「いえいえ」と否定をする。

 

私はそれを見て、

 

「どうして気持ちよく「ありがとうございます!」って言わないんだろう···?」

 

と思ってしまうんですよね。

 

別に自分を自慢することも、自分を大きく見せる必要はないと思いますが、誰かに自分の良い所を認識してもらっているのに、それを否定するのは無意識のうちに自分自身を否定しているのと同じだと思うんです。

 

私のコーチのセッションで、お客様に「自分の長所と好きな所を探す」というエクササイズをやってもらうことがあるのですが、大半の人がもの凄く時間が掛かります。

 

自分の長所や自分の好きな所、また自分が好きなことが分からない人が多いからなんですね。

 

そのような姿を見て、

 

日本人がどれだけ自分の良い所に目を向けていないか

自分を好きだと思う度合いが低いか

 

を目の当たりにさせられます。

 

アメリカと日本の違った文化や習慣のどちらが良いか悪いかは個人の意見だと思いますが、両方を体験している私の意見としては···

 

失敗から学ぶことも沢山あると思うので、アメリカ人はとにかく褒めるだけではなくて、間違いや失敗にもう少し着目しても良いのではないかということ。

 

また日本人に関しては、もう少し自分の良い所に目を向けるようにして、誰かに褒められたり良い部分に気付いてもらったら、ありがとう!と言って気持ち良く受け入れるようにしたら、もっと自分を好きな人が増えるのではないかということ。

 

今日は、私の個人的な経験から思うことについてお話ししました。みなさんは「褒める・褒められる」ことについてどう思いますか?

 

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間食をやめられないあなたへ

こんにちは!

 

今日はダイエットについてお話ししたいと思います。

 

間食がどうしてもやめられず、ダイエットが上手く行かないと言う方は多いと思います。

 

ダイエットに失敗してしまう理由の統計などでも、間食がやめられないと言うのがベスト3に入っているのをよく見ます。

 

論理的に考えれば、ただお菓子などを食べるのをやめれば良いだけなので簡単そうに聞こえますが、ダイエットしたことがある人だったから分かると思いますが、実際はそう簡単には行かないですよね。

 

コンビニに行った時に、お菓子やケーキが置いてあるコーナーを通る時にある葛藤。

 

「今日からダイエットするって決めたから買っちゃダメだよ」

「でも、どうしても食べたいし・・・」

「今日はいつもよりも歩いたから大丈夫でしょ!」

「いやいや、そんなに自分に甘くてどうするんだよ~」

 

と、まるでもう一人の自分がいるかのように、自分の中で議論が繰り広げられると思います。

 

そしてその結果は・・・

 

「ダイエットは明日からにしよう!今日はケーキ買って帰ろう」

 

となることが殆どですよね・・・

 

間食をやめようとしたことがある人は、この例に共感できると思います。

ですが、ここで質問です。 

 

なぜ自分の意志で間食をコントロールするのが難しいのか。また、そもそもなぜ間食をしてしまうか

 

その理由を考えたことってありますか?

 

何かやめたい物があって、それをやめようとした時、普通だとそれをやめるためにどうしたら良いか考えると思います。

 

タバコをやめたい場合だと、タバコの買い置きをするのをやめるとか、タバコを吸う友達と出掛けるのを控えるなどあると思いますし、

 

間食をやめようとした場合だと、用事がない時にコンビニに寄るのをやめるとか、お菓子を家に置かないようにするなど色々方法は浮かんでくると思います。

 

でもちょっとこの状況を違う視点から見てみましょう。

 

もし間食をやめたいと思った場合、間食をしてしまうそもそもの理由を突き止めて解決に持って行ったら、自然と間食はやめられると思いませんか?

 

もし、

 

食べたい!

 

と思うことにきちんとした理由があって、それが原因で自分の意志でなかなかやめられなかったらどうでしょう?

 

ではその理由は何かと言うと・・・

 

精神的な理由」が多いんですね。

 

夜何気なく食べているチョコレートでも、昼間仕事場であったストレスを発散するために食べてしまっていたり、一人でいる寂しい思いを埋めるために食べてしまっていることってないですか?

 

なぜこのようなことが起きるかというと、食べる行為と精神的な物にはとても深い関係性があるからなんです。

 

摂食障害で苦しんでいる人に、身体に良くないから食べるのをやめなよと言って無理矢理やめさせようとしても上手く行かないんですね。

 

なぜかというと、そこには精神的な理由があるからなんです。

 

間食がやめられないのも同じで、外からはただ自己管理が甘くて誘惑に弱いよう見られがちですが、本当の理由を突き止めて行くと、精神的な物に繋がっていることが分かります。

 

なので、その精神的な理由を突き止めて解決へ持って行かない限り、どんなに頑張っても過食をやめるのはとても困難なんです。

 

もしあなたが間食をやめたくても自分の意志でなかなかやめられない場合は、精神的な理由は何か、一度考えてみても良いと思います。

 

それは、自分の気持ちを上手く表現できないことからのイライラかもしれませんし、人間関係からのストレスかもしれない。 また、心に空いた穴を埋めたいという気持ちかもしれませんし、寂しい気持ちを紛らわせるためかもしれない。

 

そして精神的な理由が明確になったら、次に、その理由を少しでも改善に持って行くように心がけてみてください。

たとえ今の時点では10%ぐらいしか改善できなかったとしても、間食をする理由がなくなり、自然と間食をしなくなる状態に近づくための大きな一歩となると思いますので、ぜひ試してみて下さい。

 

ちなみに、今回お話しした精神的な理由というのには種類が色々あるのですが、詳しくはまた別の日にお話したいと思います。

 

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心が疲れた時の自分のいたわり方

こんにちは!

 

昨日は朝から何か気分が優れず、腰が痛くてブルーな感じで起きました・・・

 

「今日は犬を洗って掃除して仕事もあってブログも書かなくちゃいけないのに・・・こんなんじゃ1日保たないけど、どうしたら良いだろう・・・」

 

と考えた末、

 

自分をいたわるのに1時間程ストレッチをすることにしました。

 

色々やることはあるけれど、身体が痛いのを無視して無理矢理動いたり、自分が我慢をしながらやっているという気持ちで1日を過ごしたくなかったからです。

 

そして焦る気持ちをちょっと横に置いといて、リラックスしてストレッチをした後は、身体も気持ちもスッキリして、その後は気持ちよくやることを終わらせることができました。

 

これは私のセッションでもよく話すことなのですが、

 

自分を意識していたわる

 

これって、とても大切なことなんですね。

 

特に小さいお子さんがいるお母さんや、仕事と家事を両立している人は、毎日やることが沢山あって、それに追われてしまっていることから段々自分をいたわることをしなくなりがちです。

 

またそれどころか、自分が最低限必要な物すらも削って行ってしまう傾向があるんですね。

 

この前私のプライベートセッションを受けているお客様が、小さいお子さんとお風呂に入るので、お風呂で自分に掛けられる時間がどんどん少なくなって行ってしまって、最近は時間節約のためにシャンプーも自分のではなく、旦那さんのシャンプーとリンスが一緒になった物を使っていることから髪がごわごわになってしまっているという話を笑いながらしてくれましたが、この話は忙しいお母さんの気持ちを象徴している話だな~と思って聞いていました。

 

これだけだと笑い話として聞き流してしまいがちですが、これがストレスの原因になってしまうことって多いんですよね。

 

たかがシャンプーと思っても、どこかで無意識のうちに自分が必要な物を我慢しているという気持ちがあると、これが後々大きなストレスになってきます。

 

それが短期間であればそれほどダメージはありませんが、これがずっと続いて行くと、知らず知らずのうちにどんどんエスカレートして行って、最終的に自分が必要な物すらも削ってしまうことから、精神的に一杯一杯な状態に陥ってしまう状態になることって多いんです。

 

どんなに頑張って色々こなしていても、いつも何かに追われていてスッキリした気持ちになれずに、無い物を絞り出しているような感覚になったことってないですか?

 

そのような感覚になった時は、自分が必要な物を削りすぎているサインなので、自分をいたわってみてください。

 

その方法はというと、今よりも頻繁に美容院に行ったりネイルをしたりということでも良いですし、シンプルに15分散歩に行ったり読書をしたりでも良いんです。

 

何をするにもここで一番大切なのは、

 

「自分をいたわる時間」と意識してその時間を過ごすこと。

 

自分のために何かをするということは、自分の気持ちを満たす一番のエッセンスなんですね。

 

なので、もし疲れを感じたり気分が乗らなかったり、何かに追われているような感覚が出てきたら、一度立ち止まって自分をいたわってみましょう。

 

少し意識するだけで、その日の過ごし方が全然違ってきて、沢山のことをこなせるエネルギーが湧いてくると思いますので、ぜひ試してみて下さい。

 

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「人を愛する」とは何か…本当の愛し方・愛の意味を知っていますか?

こんにちは!

 

皆さんは、人を愛することについてどのような定義を持っていますか?

 

この前友達と話をしている時に上がった話題で、私なりに色々思い出すきっかけになったので、ちょっとシェアしたいと思います。

 

私は今まで主人を含め、4人と付き合ったことがあり、3人目の彼とは約5年同棲しました。

 

そして、その彼に対しては、

 

「この人のためだったら死ねる」と思うぐらい好きでした。

 

その彼と一度、トム・ハンクスの「キャスト・アウェイ」を観たことがあります。

 

この映画は実話を元にした物で、飛行機の事故で無人島に流された男性が、4年間そこでサバイバルするというあらすじです。

 

その4年間の間、彼はいつ会えるか分からない奥さんと再会することを夢見て、何とか無人島から脱出して、最終的に生き延びて奥さんに会うことができるのですが、その時には奥さんはすでに他の人と再婚をしていて家庭を持っているという結末です。

 

映画を見終わった後に彼は私に、

 

「もし自分が行方不明になったら、4年間待つ?」

 

と聞いてきたので、

 

「うん、待つだろうね」と答えたのを覚えています。

 

とは言ったものの、彼との関係は、正直決して理想的な関係ではありませんでした。

 

でも、今まで誰からも愛を感じたことがなかった私にとって、産まれて初めて私を愛してくれる存在の彼を、心から愛していて、この人のためだったら一生待てる、死ぬこともできると思っていました。

 

でもその3年後、彼は心臓発作で突然亡くなってしまいます。

 

最初の6ヶ月は、自分の身体の半分を引き裂かれて取られたような感覚が続いて、夜も寝れなくご飯も食べれない状態でした。

 

でも人間の生きるという力はすごい物で、時間が経つにつれてサバイバルモードに気持ちが切り替わって、仕事や自分の生活を立て直すことに集中できるようになりました。

 

もちろん悲しい気持ちはいつもあって、その気持ちに押し倒されそうになった時も多々ありますが、とにかく生き続けなくてはという気持ちから出てくるパワーに助けられていたことを覚えています。

 

それから1年ほどして、私は元々知り合いだった今の主人と友達関係になり、そこから段々ロマンティックな関係になって14年以上経ち今に至りますが、たまにふっと思い出すのが、亡くなった彼と交わした4年待てるかどうかという会話です。

 

「彼は行方不明になったわけではないけど、亡くなった後4年経つ前に誰かと一緒になっちゃったな・・・」

 

それを思い出す度に、私は自分に問いかけます。

 

「主人のためだったら、4年待てるのかな?彼のためだったら死ねるって思うだろうか?」

 

私の今の答えは・・・

 

ハッキリは分からない・・・です。

 

昔の自分は、その人のために死ねると思うことが、その人をどれだけ愛しているかの証だと思っていました。

 

でも今は違うんですね。

 

永遠というのは存在しなくて、人間は常に前に進んでいく物。

 

たとえ今一緒にこの瞬間を共有をしていても、次の瞬間になくなってしまうこともある。

 

今私にとって人を愛すると言うことは、その人の存在を当たり前と思わずに、その瞬間瞬間を大切にすること。

 

また、明日死ぬかもしれないと思って毎日を悔いのないように過ごすことだと思っています。

 

普段からこの考えを意識することで、小さいことでも感謝の気持ちを持って「ありがとう」と言えたり、喧嘩をしてもすぐ仲直りができて、出会って16年以上経った今でも変わらず主人とうまく行っている秘訣なのかなと思います。

今日は、私が思う「人を愛する定義」についてお話ししました。 

 

皆さんにとって、人を愛することってどういうことですか?

 

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気持ちをうまく切り替える方法

こんにちは!

 

先日主人から突然重大な話を聞かされました。

 

お父さんが一緒に住むかもしれないとのこと。

 

うちには7年前から主人のお母さんが住んでいるのですが、認知症で身体が不自由なことから、一人にして置くこともままならない状態です。

 

お母さんが同居し始めた頃は、私たちの生活スタイルががらっと変わったことから色々は問題はありましたが、だいぶ時間も経ってようやく慣れてきたと思った矢先に・・・今度はお父さん···

 

お父さんも去年脳卒中で倒れてからは身体が思うように動かなくなって、健康からはほど遠い状態なのに、今でも一杯一杯の私たちに出来るんだろうか···

 

しかも主人とお父さんは昔から気が合わなく、お父さんが短期間遊びに来た時さえも口喧嘩になってたほどなのに、病気になって随分丸くなったとは聞いてるけど、大丈夫なんだろうか···

 

朝起きて一発目にその話をされて、何も言わずに犬の散歩に出掛けたものの、歩いている間に色々考えたら不安とイライラが込み上げてきて、家に帰って出た一言は、

 

「普通に考えて無理でしょ···」

 

でもその後主人と話し合って、今の状況で私たちはどうすることもできないことを知ったのと、もし本当に上手く行かなかったら他の方法を考えるということでとりあえず落ち着きました。

 

話し合いの後は、主人がストレスで参っているのが分かったので、私はやることを済ませて外に出掛けたのですが、用を済ませている間にふっと気が付くと、さっきまであったイライラがなくなっていて、穏やかな気持ちになっていたんですね。

 

その時に気付いたのは、

自分が必要なものや自分のニーズが満たされていると、何か予想外なことが起きたり自分が気に入らないことがあってイライラしてしまっても、すぐに穏やかな気持ちを取り戻せる。

ということ。

 

私のニーズは何かというと、

 

自分の情熱を感じられることをやっている。

自由でいられる。

愛情を感じられる。

 

この3つなのですが、今の生活でこの3つは満たされているんですね。

 

自分が情熱を感じられることを仕事にしていて、選択肢の自由があって、主人の愛を毎日感じられる生活をしているので、たとえお母さんと同居していて問題があっても、私は穏やかな気持ちでいられるんです。

 

なので、この3つが満たされている限り、たとえお父さんが引っ越してきても何とかやって行けれるんではないかと思えます。

 

よく周りから、どうやって義理のお母さんと穏やかな気持ちで同居できるのか聞かれるのですが、私はいつも、

 

「自分のニーズが満たされていれば、他に思い通りに行かないことがあってもけっこう大丈夫なもんですよ」って言ってます。

 

今回お父さんが一緒に住むと聞いた直後は、

 

「今回はさすがに無理かな···」

 

とも思いましたが、時間が経つとイライラした気持ちは自然となくなって、今はとても穏やかな気持ちでいるので、改めてニーズが満たされていることの大切さを実感しています。

 

もし普段からストレスが溜まりやすかったり、すぐイライラしてしまう傾向がある場合は、まず自分の必要をしている物やニーズを考えて見てください。

 

そうすると、2、3個どうしても譲れない物が思い浮かぶと思うので、それを満たすよう心がけます。

 

すると、自分のニーズの中の1個でも満たされるだけで、気持ちが穏やかになって、ストレスやイライラが少なくなると思いますよ。

 

興味があったら是非試してみて下さい。

 

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朝気持ちよく起きる方法

こんにちは!

 

先日うちに家族が増えました。

 

猫2匹です。

 

ここ一ヶ月ほど、ボランティアで里親として猫を去勢手術が出来るくらいの大きさになるまでという約束で預かっていたのですが、1ヶ月も一緒に過ごしてしまうと、もう返すのは無理ですよね・・・
 
ということで、預かっていた2匹とも飼うことにしました。

 

私は犬も好きで既に1匹飼ってますが、猫は猫なりの良い部分があって良いですよね~。

 

とは言え、一気に予定外の家族が2人も増えたということで、これからはエサ代や予防注射代などが掛かるな~と考えた結果、どこからかお金を節約できるところはないかと考えることにしました。

 

そして色々考えた末、一番ベストだと思ったのは私のネイルです。

 

私は3週間に一回ネイルをやってもらっていて、ジェルにデザインをしてもらうのですが、デザインをしてもらわなければ、けっこう金額が少なくなるので、しばらくはデザインなしの一色にしようと決めました。

 

家族が増えることで、笑顔や幸せな気持ちを得られることができるので、その変わりにネイルをシンプルにすることに対して、特に抵抗はなくサラッと決められたのですが、

 

その時に思ったのは・・・

 

同じことでも「自分がやらなくてはいけないからやる」のと「自分が選んだ上でそれをやる」というのでは、気持ちが全く違うということです。

 

これは普段から私がよく話していることなのですが、今回自分自身がそれを経験して、改めて考えさせられました。

 

もし私がお金を節約するために、すごく好きなネイルのデザインを断念しなくてはいけないと考えた場合、どこか我慢をしている印象だと思いますし、何かを犠牲にしている気持ちになりますよね。

 

でもその反面、お金を節約するために、他に選択肢はあるけれど、敢えてネイルのデザインをやめると自分で決めた場合だと、損した気持ちにはならないですし、すがすがしい気持ちで実行できると思います。

 

他の物で例えると、

 

朝起きる時に、仕事があるから起きなくちゃいけないと思って起きるのと、友達と遊びに行くから起きるというのでは気持ちが全然違うと思います。

 

また今まで自分が好きでやっていたことが、やらなくてはいけないことになった途端に、やる気がなくなってしまったことって経験ありませんか?

 

これはなぜかというと、人間というのは、しなくてはいけないからする物に対して無意識のうちに拒絶反応が出るからなんですね。

 

なので、全ての物に対してやらなくてはいけないと思ってやっていると、重い身体を引きずって毎日を過ごすことになるので、余計なエネルギーを消耗してしまうことから、余計に疲れやすくなったりストレスが溜まりやすくなります。

 

でも普段から何事に対しても、「自分でしたいと思った上でやってるんだ」という気持ちでいれば、気持ちが軽くなって自然にモチベーションも上がると思います。

 

もし毎朝起きる時に、

 

「あ~、眠い···寝てたいけど、起きなくちゃいけない···」

 

と思うことが多い方は、

 

「あ~、朝だ。今日は●●があるから起きるか」

 

という風に起きてみると、その日の気分が違ってくると思います。是非試してみてください。

 

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ギクシャクする親との距離を縮める方法

こんにちは!

 

今日は、親との関係についてお話ししたいと思います。

 

みなさんはご両親と仲が良いですか?

 

私は、自分の親とは仲が良い方ではないと思います。

 

父親は、私が中学ぐらいの時に家を出て、それから何回か会いましたが、共通点が何一つないことを確信した22歳の時の父との会話を最後に、その後一度も会っていません。

 

母親はその反面子育てに熱心で、私のことを自分のことのように心配して昔から色々やってくれたと思います。

 

でもそれが行き過ぎてしまって、高校ぐらいから、母親が私の生活の全てのことを決めるようになりました。

 

私は自分の意見を言えず、精神的に追いつめられ、居場所がなくなってしまったような状態になってしまいました。

 

それが理由の一つで、アメリカに留学することを決めたのですが、アメリカに行った後も母にコントロールされるのを恐れて、電話をする時も最低限の報告しかしていなかったことを覚えています。

 

でもやはりどこかで、たった一人の親である母親と仲良くなりたい。という気持ちを捨てきれずにいたんですね。

 

なのでアメリカに住んでいながらも、母親との距離を縮めるために私なりに自分が悩んでいることだったり、嬉しかった出来事などを少しづつ積極的に話していくようにしました。

 

でも悲しいことに、私が期待しているような返答が返ってくることはなかったんですね。

 

もし自分が悩んでいることを話せば、私の行動や考え方を批判してくる。

 

じゃあ、嬉しかったことをシェアしよう!と思って楽しかった出来事について話せば、知らず知らずのうちに母親の自分の自慢話に切り替わってしまう。

 

心の中で、「どうして私が望んでいる返答をしてくれないんだろう···」

 

と思いつつもどうすることもできず、今回は違うかもしれない!と自分に言い聞かせ、また積極的に話してみてガッカリする結果になる···

 

毎回それの繰り返しでした。

 

それからというもの、母との会話ではとにかくプライベートな話は避け、自分の精神的なコンディションが良い時しか話さないようにして(普通な状態でも、話した後に気分が2段階ぐらい落ちるので)、母との関係を縮めようとすることを諦めることを決めました。

 

しかしそれから10年以上が経ったころ、私がコーチになるためのクラスで学んだことが、母親との関係を変えるキッカケとなります。

 

それは、親の言うことを感情的にならずに受け止めるというものでした。

 

聞くだけだと凄くシンプルだと思いますが、自分の親から言われたことを感情的にならずに受け止めることってとても大変だと思います。

 

たとえ他の人から言われても何とも思わないことでも、親から言われると、何か感情的になってしまうことって多いですよね。

 

私はそれをキッカケに、親との関係で「何が一番辛いんだろう?」と考えるようになりました。

 

そして行き着いたのは、自分の理想像と自分の親を無理に重ねようとしてしまっているということでした。

 

私の中で母親というのは、

 

娘が相談したら何も言わずにただ「うんうん」って聞いてくれるもの。

 

嬉しいことをシェアしたら母も一緒になって「わ~、良かったね~」って言ってくれるもの。

 

という理想の像があって、それに重ならない自分の母親に毎回イライラしていたんですね。

 

もちろん理想のお母さん像に自分の母親が重なるのがベストですが、お互いの性格上そうはいかない場合も多々あると思います。

 

だからと言って、親を自分の理想像に重なるように変えるのは無理ですよね。

 

私はそのように考えるようになってから、母親との関係が少しづつ変わって行きました。

 

自分の理想の母親像を追いかけるのをやめて、母親を一人の人間として見れるようになったからです。

 

もちろん関係が変わった後も、母親と親友になったわけではないですが、前と大きく違っていると気づいたのは、私がイライラしなくなったということです。

 

また、母親を一人の人間としてみるようになったことで、今まで感じたことのなかった、母親なりの私に対する愛情も感じられるようになりました。

 

子供として、たとえ何歳になっても親の愛情を感じられることほど嬉しいことってないですよね。

 

母親との関係が変わってから10年以上経ちますが、今ではお互いにメールを頻繁にする仲にまでなりました。

 

もし親との関係がギクシャクしてしまっている人は、一度自分の親に対する見方や考え方を少し変えることを試してみてください。

 

関係が改善する一歩に繋がると思いますよ。

 

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